kajikajiの雑感

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石原慎太郎 津波は天罰

http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103140356.html

 

大震災は天罰」「津波で我欲洗い落とせ」石原都知事
2011年3月14日19時34分 朝日新聞デジタル


 石原慎太郎東京都知事は14日、東日本大震災に関して、「日本人のアイデンティティーは我欲。この津波をうまく利用して我欲を1回洗い落とす必要がある。やっぱり天罰だと思う」と述べた。都内で報道陣に、大震災への国民の対応について感想を問われて答えた。

 発言の中で石原知事は「アメリカのアイデンティティーは自由。フランスは自由と博愛と平等。日本はそんなものはない。我欲だよ。物欲、金銭欲」と指摘した上で、「我欲に縛られて政治もポピュリズムでやっている。それを(津波で)一気に押し流す必要がある。積年たまった日本人の心のあかを」と話した。一方で「被災者の方々はかわいそうですよ」とも述べた。

 石原知事は最近、日本人の「我欲」が横行しているとの批判を繰り返している。

 

石原都知事、「天罰」発言を撤回し謝罪
2011/3/15付 日経新聞

https://www.nikkei.com/article/DGXNASFB15017_V10C11A3000000/
東京都の石原慎太郎知事は15日に記者会見し、東日本巨大地震に関して「津波をうまく利用して(日本人の)我欲を一回洗い落とす必要がある。これはやっぱり天罰だと思う」と述べた14日の発言について、「言葉が足らずに被災者の皆様、国民、都民を深く傷つけたことをおわびし、発言を撤回する」と述べた。「かつてない困難にある被災者の失意、無念は拝察するにあまりある」とも語った。

 

 

石原慎太郎氏「膵臓がん」闘病告白 弟・裕次郎さん看取った経験生かしたか

6/11(木) 17:00配信https://news.yahoo.co.jp/articles/199b58c69b00cd87a482fc98aa5d70ee63a17fd9

年明けに流れていた重病説の原因はこれだった。元東京都知事で作家の石原慎太郎氏(87)が「文藝春秋」7月号(10日発売)で、膵臓がん闘病の手記を発表し、話題になっている。

「予期せぬ出来事―私の闘癌記―」と題した手記で、石原氏は闘病生活を詳細につづっている。今年1月に旧知の医師の勧めでエコー検査をしたところ、膵臓に影が見つかったという。

 がんを宣告されたときの心境を「肝臓癌で苦しみ抜いて死んだ弟の裕次郎を思い起こさぬわけにはいかなかった」とも告白。周知の通り、実弟の昭和の大スター・石原裕次郎さんは闘病の末、1987年、52歳の若さでこの世を去った。

 石原氏をめぐっては、手記で膵臓がんが見つかったと明かした今年1月ごろ、永田町関係者を中心に重病説が飛び交っていた。

「正確な病名までは出ていませんでしたが、過去に軽度の脳梗塞で入院していたし、87歳と高齢なため、自民党関係者や都庁関係者が万一に備えて動きだしていた。今考えてみると、それが膵臓がんだったわけです」(政界関係者)

 石原氏は手記で、7年前に患った脳梗塞についても「ある寒い日の夜、散歩に出かけた折りに靴の紐が上手く結べなく、揚げ句に散歩の道を迷ってようやく家にたどり着き、主治医に質したら、即入院、軽い脳梗塞とわかった」と記した。

 石原氏を知る関係者は「裕次郎さんを若くに亡くしたこともあり、石原氏は散歩や定期検査を欠かさないなど、健康に人一倍留意していた。一般的に見つかりにくい膵臓がんが早期発見できたのも、長年、前立腺や腎臓の検査を続けていたから。1月からの治療を経て、回復のメドが立ったから、作家として事実を自分の文章で公表したのでしょう」。

 かつてその発言から「暴走老人」と呼ばれた石原氏だが、がん闘病を「またしても私の人生を彩ってくれた」と表現。頭も体も元気そうだ。